「能の至芸 人間国宝の芸」

案内ハガキ写真 一噌流笛方 藤田大五郎師
撮影:吉越 研

能楽写真家協会では会員による能楽写真展を開催しています。
能楽のプロカメラマンが撮影した能楽写真を、記録として、また芸術の領域まで高めうるか、能楽写真家協会としての試みであり、さらにこの催しが能楽の普及、啓蒙に役立てばとの願いから、全国の能楽カメラマンが撮ったそれぞれの作品を出品します。

出品者(あいうえお順)
関東 石田 裕・太田宏昭・尾形美砂子・亀田邦平・神田佳明・
国東 薫・新宮夕海・鈴木 薫・高橋 健・辻井清一郎・
東条睦子・前島吉裕・三上文規・森田拾史郎・山口宏子・
吉越 研・渡辺国茂
関西牛窓雅之・木村嘉男・今駒清則・瀬野雅樹・瀬野匡史・
渡辺真也・エイキョービデオ
九州工藤万太郎
東京会場
大阪展
出品作品
映像作品
東京会場
会期 2019年7月5日(金)〜11日(木)
開館時間 11:00〜19:00 木曜休館
会場 オリンパスギャラリー東京入場無料
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1
エステック情報ビル オリンパスプラザ東京
アクセス JR 新宿駅から徒歩約5分
都営大江戸線 都庁前駅から徒歩約4分
【google mapで見る】
大阪展
会期 2https://goo.gl/maps/YYAFbkbuA1fEowun8
開館時間 10:00〜18:00(最終日15:00まで)
日曜・祝日休館
会場 オリンパスギャラリー大阪入場無料
〒550-0011 大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル
オリンパス プラザ大阪
アクセス 地下鉄中央線 本町駅から徒歩約3分
地下鉄四つ橋線 本町駅から徒歩約5分
【google mapで見る】
出品作品

能の至芸 人間国宝の芸

石田 裕 「大江山」 シテ 粟谷菊生(喜多流) 2003年10月12日 「粟谷能の会」 大江山に住む童顔で酒が大好きな鬼(酒呑童子)を源 頼光が退治する話。
 大酒を飲ませ騙し討ちした頼光、一生懸命接待した鬼、どっちが正義か謎である。
太田宏昭 「一管」 笛方 藤田大五郎(一噌流) 2006年9月27日 梅若能楽学院
尾形美砂子 「福の神」 山本東次郎(大蔵流) 2019年1月13日 横浜能楽堂 お正月に福の神を詣でた男二人の前に、福の神が降臨し新年を寿ぎ舞を舞い謡う。おめでたい祝言性に満ちた狂言で、柔和な笑顔が印象的な専用面「福の神」が使用される。
亀田邦平 「卒都婆小町」 シテ 近藤乾三(宝生流) 2018年1月27日 重厚な芸風だが、華やかさを併せ持っていた。
演劇としての能を高い次元で表現した。
亀田邦平 「隅田川」 シテ 松本恵雄(宝生流) 1967年3月8日 「宝生会別会」 気品、気高さを感じさせ、色気までも感じさせる舞台は素晴らしかった。
神田佳明 「子盗人」 野村萬(和泉流) 2011年5月29日 「野村又三郎襲名披露公演」 博奕(ばくち)に負けた博打うちが、他人の家に盗みで忍び込み、座敷で物色していると、寝かされていた赤子に気づく。盗人は盗みを忘れ泣きだした赤ん坊をあやすうち家人に見つかってしまう。俄か盗人が赤ん坊をあやす所作が一番の見どころ。
神田佳明 「枕物狂」 山本東次郎(大蔵流) 2017年4月22日 「山本会別会」 幕があがると祖父(おおじ)の面(おもて)を掛けたシテが笹に枕を結わえて橋掛リに登場。百年(ももとせ)に余る祖父(そふ)が親戚の娘に恋慕している、との物語で、東次郎家では「庵(いおり))梅」、「比丘貞(びくさだ)」とともに三老曲と呼ばれ、ことに位の重い曲とされている。
鈴木 薫 「蟻通 故実」 シテ 野村四郎(観世流) 2019年2月3日 「観世会定期能」 紀貫之が蟻通明神の神前を下馬もせずに通ろうとしたところ、大雨が降り馬も動かなくなってしまいます。そこに宮守が現れ、貫之に和歌で明神を慰めるように伝えます。故実の小書きが付くと宮守は作物の灯籠を持って登場します。
鈴木 薫 「景清」 シテ 野村四郎(観世流) 2018年9月17日 「第52回 彦根城能」 日向に流された悪七兵衛景清を慕って、娘の人丸が鎌倉から訪ねてきます。今は盲目となり老残の身を恥じた景清は娘を立ち去らせますが、里人の計らいで対面することになります。景清の我が子への情愛と零落してもなお残る武士の気骨と悲哀を感じました。
新宮夕海 「絵馬」 シテ 四世梅若実(当時・二世玄祥)(観世流) 2017年4月28日 「第二回  風の能」 日本神話を題材とする能「絵馬」。
天照大神は「天の岩戸隠れ」の様子を再現した後、五穀豊穣や天下泰平を寿ぐ舞を見せる。
自然とアートに囲まれた「新宮 晋 風のミュージアム」で大自然の恵みを再確認した舞台。
新宮夕海 舞囃子「梅と橘」 シテ 四世梅若実(観世流) 山本東次郎(大蔵流) 2018年3月25日 「四世梅若実襲名披露能」 山本東次郎師作の、梅若家の歴史を梅と橘(梅若家の象徴)の姿に重ね讃える美しい詞章に、梅若実師が節付けした、人間国宝共作共演の新作舞囃子。
シテ方と狂言方が共に舞う演目は現行曲にはないそうで、新作ならではの貴重な舞台でした。
新宮夕海 「悪太郎」 野村万作(和泉流) 2017年3月5日 「第百回 粟谷能の会」 無頼者の悪太郎は、酒を飲んで泥酔しているうちに、頭の毛を剃られてしまう。
自分の姿に気づき、驚く悪太郎。
狂言方として研ぎ澄まされた万作師の身体性も感じる瞬間。
新宮夕海 「鍋八撥」 野村万作(和泉流) 2019年1月5日 「梅若会定式能 初会」 羯鼓(かっこ)売りと競い、大切な鍋を割ってしまった鍋売りは、「数が多くなってめでたい」と負け惜しみを言う。
笑いの中に、哀しみ、辛さなどが凝縮された、胸がざわつくような一瞬で、心を掴まれた。
東條睦子 「三輪 神遊」 シテ 友枝昭世(喜多流) 2016年1月23日 「KKR能プロジェクト特別公演」 女姿の三輪明神が現れ三輪神婚説話や、天照大神が岩戸隠れされた時の神遊びの様を再現し、三輪の神と伊勢の神は一体であるとする、スケールの大きい物語である。
「神遊」という喜多流最高位の小書演出は舞も囃子の演奏も高度の技術と精神力が求められる上、翁と同じ意味の象徴的な型が見られる。
前島吉裕 「国栖 白頭 天地之声」 シテ 八世観世銕之亟静雪(観世流) 1985年10月19日 「片山九郎右衛門の会」 吉野の山奥に逃げこんだ皇子は、老夫婦に助けられた。
やがて天女の舞に続き、蔵王権現が本体を現わして皇子の未来を祝福する。
静雪師のダイナミックでスケールの大きい舞台は、圧巻でした。
前島吉裕 「関寺小町」 大鼓 亀井忠雄(葛野流) シテ 観世清和(観世流) 2011年7月1日 「亀井忠雄の会」 「桧垣」「姨捨」とあわせて『三老女』といわれ、最高の秘曲とされている。
歌道の達人といわれ、栄華を誇った小野小町も百歳を超えた老女。
七夕祭りで稚児たちにつられ 若かりし頃を思いおこして舞を舞う。
小鼓方は 同じく人間国宝の大倉源次郎師。
三上文規 「景清」 シテ 粟谷菊生(喜多流) 老いて痩せ衰え、盲目で無骨な平家の落武者。里人の憐れみを受け、露命をつなぐ日々。
合戦の有様を回想する敗戦の老兵、煩悶、焦燥、述懐、暗涙・・・。朽ちた草庵でつぶやき、零落しても古武士の気概を残す。
「景清」といえば粟谷菊生。人の複雑な内面を描いて八十有余年。生涯に28回の「景清」を演じている。
山口宏子  「安宅 延年之舞 酌掛 貝立」 シテ 四世梅若実(当時・二世玄祥)(観世流) 2013年11月5日 「至高の華」 兄頼朝との不和により逃避行を続ける源義経一行は、山伏に変装し奥州平泉を目指す。途中、安宅の関守冨樫は強力に変装した義経を見咎める。勢い込む仲間を制する弁慶。弁慶の機転を利かせた活躍ぶりを描く名作。
吉越 研 「善知鳥」 シテ 櫻間道雄(金春流) 1981年12月8日 「道雄の会」 巧緻、艶麗な芸風。
装束の線が美しかった。
吉越 研 「藤田大五郎」 笛 藤田大五郎(一噌流) 1980年8月5日 自宅稽古場 師の吹く笛は力強く格調高い。
今駒清則 「弱法師」 シテ 豊嶋彌左衛門(金剛流) 1970年1月25日 「金剛定期能」 讒言により高貴な家から追われ、盲目の乞食法師となるも心に見える難波の海の入日。見えぬ目での芸が見どころ。彌左衛門は重厚でゆったりとした芸で魅了した。
今駒清則 「小鍛冶 白頭」 シテ 後藤得三(喜多流) ワキ 江崎正左衛門(福王流) 1970年3月29日 「中日五流能」 名匠三条の小鍛冶宗近の鍛冶場に稲荷明神が現われ、相槌を得て勅命の剣を打ち上げる。
今駒清則 「羽衣」 ワキ(漁師) 松本謙三(宝生流) 1973年4月7日 「後藤得三喜寿記念能」 浜辺の松に掛けられた羽衣、それを漁師に奪われて嘆く天女。最後は羽衣を取り戻し舞いながら天に帰る。能の代表的な曲。謙三師はワキ方最高品位の芸。
今駒清則 「頼政」 シテ 豊嶋彌左衛門(金剛流) 1975年4月26日 「金剛定期能」 平等院で無念の自刃をした源三位入道頼政。宇治川の合戦が目に見えるよう。老体の武者の能は他に「実盛」がある。
今駒清則 「囃子方」 大鼓 安福春雄(高安流) 小鼓 幸宣佳(幸流) 笛 藤田大五郎(一噌流) 1976年3月28日 「中日五流能」 安福春雄師、幸宣佳師、藤田大五郎師と最高の囃子方を揃えた「白田村」(シテ喜多六平太(当時・長世))の舞台。この曲では太鼓方は勤めない。
今駒清則 仕舞「清経」 シテ 後藤得三(喜多流) 1976年11月14日 「友枝会」 戦乱の悲しさ、最期に笛を吹き入水した平清経、妻の夢に現われる。
「仕舞」はシテ役が面・装束を着けずに見どころを舞う。
今駒清則 「卒都婆小町」 シテ 櫻間道雄(金春流) 1980年9月13日 「丹波夜能」 老いさらばえた小町、だが衰えぬ驕慢の素養。男の執念が取り憑き乱れる小町。櫻間道雄の内に込めた演技が見る者のこころに落ちる。
今駒清則 「片山幽雪師」(当時・博太郎)(観世流) 京都・新門前の自邸敷舞台にて (2点) 1983年9月1日  能について熱く語る片山師の瞳は輝いていた。
片山家の敷舞台は能楽や京舞の稽古で磨き上げられ漆黒。京舞の五世井上八千代師は片山師の長女。
今駒清則 「察化」 太郎冠者 三世茂山千作(大蔵流) 1978年2月25日 「サンケイ観世能」 狂言和泉流の曲名は「咲華」、太郎冠者が都から連れて帰ったのは詐欺師、追い出そうとする主人のする事を真似て大失敗。太郎冠者役が最も似合う千作師でした。
今駒清則 「蝸牛」 太郎冠者 四世茂山千作(当時・千五郎)(大蔵流) 野村萬(和泉流) 1990年11月20日 「茂山忠三郎狂言の会 大阪」 山伏を蝸牛(カタツムリ)と思い込んだ太郎冠者、「でんでんむしむし でんでんむう〜しむし」と囃し立てて舞い、怒る主人までも巻き込んでしまう。珍しい大蔵流と和泉流の異流共演の狂言。
瀬野雅樹 「打」 小鼓 大倉源次郎(大倉流) 2013年9月23日 感じるがまま
瀬野匡史 「無謡一調」 太鼓 三島元太郎(金春流) 2019年3月2日 「和のしらべ」
渡辺真也 「恋重荷」 シテ 四世梅若実(観世流) 2015年9月12日 理不尽な要求によって命を落とした老人。女御に対する恨み、その鋭い眼光を突き刺す1カット。
渡辺真也 「藤戸」 シテ 片山幽雪(観世流) 2013年2月16日 不条理に命を奪われ、成仏もできずに海中をさまよう二十余りの名もなき青年。
無慈悲に刺殺された有様を再現する。

次代を担う能楽師たち

石田 裕 「絵馬」 シテ 友枝雄人(喜多流) 2017年1月27日 「神々との邂逅」 伊勢の斎宮絵馬の行事と天岩戸神話を合わせた話で、現在も天照大神の出現を願っている人が多い。私もその一人である。
尾形美砂子 「三井寺」 シテ 山井綱雄(金春流) 2013年9月23日 国立能楽堂 中秋の名月の夜、三井寺の名鐘が奇縁となり生き別れの母と子が奇跡的な再会を果たす。子方の恵登(けいと)君は山井綱雄師の次男で、この時6歳、初舞台であった。
神田佳明 「小鍛冶」 シテ 佐々木多門(喜多流) 2013年2月24日 「喜多流職分会」 白頭に泥小飛出(でいことびで)の面(おもて)を掛けた後シテの姿はまさに稲荷明神の霊狐。
そのものの迫力。刀鍛冶、小鍛冶宗近を助けて剣を鍛える様は、俊敏にして豪快、つち音が天地に強く響いた。
国東 薫 「花子」 大藏基誠(大蔵流) 2016年2月14日 「大蔵会」 花子と過ごした時間の記憶に浮かれ酔いしれて帰る男の、一瞬の切ない感情を切り取りました。
国東 薫 「釣狐」 大藏教義(大蔵流) 2019年5月26日 「第二十回 吉次郎狂言会」 油で揚げた鼠をどうしても諦めきれない古狐が、そろそろと罠に近づいてゆく場面です。曲を通したシテの獣を表す独特の難しい所作が大蔵流では秘曲とされる所以ですが、コミカルな可愛らしさも感じられます。
国東 薫 「靱猿」 善竹大二郎(大蔵流) 2017年11月17日 「第二回 善之会」 不本意にも手塩にかけた猿を我が手で殺さなければならない、猿曳の覚悟と愛情に満ちたこの曲のクライマックスです。
国東 薫 「二人静」 シテ 本田布由樹(金春流) 2018年10月13日 「こしがや紅葉能」 菜摘女の方にそっと手をかけて寄り添うことで、静御前が憑依する瞬間を表している幻想的な場面です。
国東 薫 「雷電」 ワキ 野口能弘(宝生流) 2016年8月21日 「華宝会」 後場で、ワキの法性坊僧正が紫宸殿で祈祷をしていると、遠くで低く鳴る雷鳴のごとく幕の内からドーンドーンと大きな足拍子が響いてきます。
音とワキの所作のみでこれから現れる菅原道真の恐ろしさが感じられる場面です。
高橋 健 「乱 置壺」 シテ 片山九郎右衛門(観世流) 2014年1月13日 「銕仙会定期公演」 前途ある若い役者二人。明るく可憐であり、酒に戯れる無邪気さに溢れた猩々の舞い。
辻井清一郎 「玉葛」 シテ 本田芳樹(金春流) 2019年1月26日 「円満井会定例能」 金春流の重鎮 本田光洋師の長男。幼少より能楽師として鍛えられた体幹で舞台上の所作は雄渾で優美。
辻井清一郎 「熊坂」 シテ 柏崎真由子(金春流) 2016年11月18日 「み絲之會 第一回記念公演」 30代の女性能楽師三人で結成された演能グループ「み絲之會」メンバーの一人。
次世代金春流女性能楽師の中核として一層の活躍が期待される。
辻井清一郎 「鶯」 三宅近成(和泉流) 2018年6月30日 「円満井会定例能」 他の狂言曲ではあまり見られない扮装。装束の色彩コーディネイトが美しく、表情も頼もしげ。狂言界の若きプリンスの一人として各種能楽公演で活躍中。
辻井清一郎 「車僧」 シテ 政木哲司(金春流) 2018年6月3日 「金春会定期能」 国立能楽堂 牛もいない車を法力で自由に操り、地上を疾駆し、空中も飛行する車僧を魔道に引きずりこむべく戦いに挑もうとする大天狗太郎坊の気迫。
政木師は金春会、櫻詠会などの定期公演、各地の薪能でも活躍中。
渡辺国茂 「花筐」 シテ 遠藤喜久(観世流) 2019年3月3日 「観世九皐会 若竹能」 照日の前は大迹部(おおあとべ)皇子の使から文と花籠を渡され、皇子からの文を読み突然の別れを悲しむ。
物狂となった照日の前は、皇位を継いだ継体天皇に紅葉の御遊(ぎよゆう)で再会した。花筐(花籠)を大事に持つ照日の前は天皇との縁を取り戻し、伴われてともに都に帰る。
渡辺国茂 「杜若」 シテ 小島英明(観世流) 2019年4月14日 「観世九皐会 4月定例会」 三河の国八つ橋は杜若の名所で、旅の僧が会った女性は、杜若の花の精だった。女性の家では夜中に杜若の精が、在原業平と二条の后の形見を身に着け、僧の前に現れ、業平の数々の恋物語を語り、夜明けとともに消えてゆく。
渡辺国茂 「玄象」 シテ 坂真太郎(観世流) 2019年1月13日 「観世九皐会 1月定例会」 藤原師長は入唐をするため立ち寄った須磨の浦で、老夫婦にあい琵琶をひく。老夫婦は村上天皇と梨壷女御の霊で夜、龍神に海底に沈んだ琵琶の名器・獅子丸を持ってこさせ、師長に与える。師長は名器を持ち都に変える。
牛窓雅之 「福部の神」 五世茂山忠三郎(大蔵流) 秀吉から最高位の称号天下一を与えられた能面打ちが打った数少ない狂言面。
木村嘉男 「定家」 シテ 杉浦豊彦(観世流) 2019年1月7日 「杉浦能公演 春」 中世の中年の男女の悩み苦しむ恋を示した能です。
瀬野雅樹 「掛」 内藤飛能(宝生流) 後見 和久壮太郎(宝生流) 2017年10月9日
工藤万太郎 「隅田川」 シテ 今村宮子(観世流) 子方 今村晏 2017年11月12日 「福岡能」 能楽人生最後の舞台を孫と勤め、我が子を探す姿を、祖母と孫の関係性に重ね合わせた1カットで表現した。檜書店販売カレンダー2019年4月、平成最後の月の掲載となった一枚。

能舞台

森田拾史郎 中尊寺延年「古実三番叟」 
森田拾史郎 「竹生島」

映像

エイキョービデオ
映像作品
準備中です。